救命艇とは
当社は、1934年に救命艇メーカーとして設立され、現在まで2万隻以上を製造販売してきました。
救命艇とは「海上における人命の安全のための国際条約:SOLAS条約」に基づき法定備品として国際航路において海難事故などの緊急時に乗組員が乗艇、本船から安全に脱出(船体放棄)し、救助活動も行なえる救命設備であり、1隻の乗艇人数は本船の定員数であります。
救命艇の本船搭載方法には本船の片舷傾斜を考慮し、船橋の右舷、左舷に搭載する方法と船尾に搭載する方法の二種類があります。
船尾に搭載されるのは自由降下式全閉囲型救命艇で、その他の全閉囲型救命艇、耐火救命艇は船橋の右舷、左舷に各1艇搭載されます。なお、自由降下式全閉囲型救命艇の場合には救助艇が船尾船側に搭載されます。
救命艇とは「海上における人命の安全のための国際条約:SOLAS条約」に基づき法定備品として国際航路において海難事故などの緊急時に乗組員が乗艇、本船から安全に脱出(船体放棄)し、救助活動も行なえる救命設備であり、1隻の乗艇人数は本船の定員数であります。
救命艇の本船搭載方法には本船の片舷傾斜を考慮し、船橋の右舷、左舷に搭載する方法と船尾に搭載する方法の二種類があります。
船尾に搭載されるのは自由降下式全閉囲型救命艇で、その他の全閉囲型救命艇、耐火救命艇は船橋の右舷、左舷に各1艇搭載されます。なお、自由降下式全閉囲型救命艇の場合には救助艇が船尾船側に搭載されます。
救命艇の特性
現在、救命艇は外殻、内殻ともFRP製-強化ガラス繊維と難燃性樹脂による強化プラスチック-で製作されており、強度、耐食、耐光性に優れている。さらにその外内殻の間に発泡ウレタンを充填することにより、耐衝撃性能、浮力性、断熱性を向上させております。
救命艇の特性は人命の安全を第一義として設計され、耐衝撃性、浮沈性、復原性、耐火性、耐食性、耐光性さらには海難事故などの緊急時に簡素化された脱出操作とマニュアルにより、速やかな船体放棄を可能としていることであります。
また、救命艇の主機関は水冷ディーゼルエンジンで、時速6ノットで24時間航行でき、一人当たり3日間の飲料水、食料等が装備されております。